SSTRという名の冒険。

ねえさん

そろそろバイクのバッテリーが上がりそうで、びくびくしているねぇさんです。

目次

SSTRって知ってますか?

私は2022年まで知りませんでした。


太平洋側の海の見えるところから日の出とともに出発し、日の入りまでに規定のポイントをゲットして石川県能登の千里浜なぎさドライブウェイのゴールまで走る。というもの。

「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー」これを略して SSTRと呼んでいます。

〇 どんなラリー?

出発点は、太平洋が見える自分で決めた好きな場所。(駐車場とか道路上ではないところ)

早いからいいとか、遠くから来たからいいとか、そういうことを競うものではありません。
排気量もメーカーも何も関係ありません。
自分の決めた道を、安全に、日没までに走り切ればいいのです。

エントリーフィ 12,000円。
なかなかお高い感じです。
最初は、ちょっと抵抗ありましたね。
宿代や高速代や燃料代が含まれるわけでもないし。

でも、試しに参加してみよう!やってみてから判断すればいい。

エントリーしてみると。

大会の要項や参加賞、ゼッケンやルールブックが送られてきました。
これってちょっとテンションが上がります。

バイクにゼッケン番号シールを貼って走るんです。
一応、剥がせるタイプのシールなので、終われば綺麗に剥がせます。
でも、毎年参加している人はずっと貼りっぱなしなんて人も多かったです。


ルールブックを読んでみると。
ゴールするまでの間に、決められたポイントを集めること。
15ポイント、集める必要があります。
各地の道の駅 2点
高速道路の SA、PA 1点
指定された岬 3点
指定された道の駅 3点(毎年テーマを決められて、各地の道の駅がいくつか指定されます。そのうちの一つには必ず寄らなくてはなりません)

昔はスタンプを押して回ったようですが、今はGPSを使って現地でチェックインするように変わってきています。
普通の道の駅が2点なので、ポイントは比較的集まります。最低限のポイントゲットで良いなら、クリアのハードルはかなり低め。
それじゃ、面白くない!って人は集めるポイントを増やしたり、岬をあえて回ったり、出発点を遠くしたり色々変化させているようです。
冒険家が主催する「みんな冒険しようぜ!」というラリーなわけです。
自分で考えて、目的地まで走っていくことが冒険ってことですね。

誰かの企画に乗せられて自分では考えもしないようなルートを走っていく、これってちょっと面白い。
あえて自由気ままではないという選択。そういうのもなんだか悪くない。
わざわざ決められたルールの中に収まって遊ぶなんてナンセンス?いやいや、誰かの決めたルールの中で自分なりの面白いを入れ込んで遊べたら、面白さ倍増ですよ。

○ どうやって行く?


高速道路、一般道路、フェリー、何を使ってもいいんです。どんな組み合わせでもいいんです。
ただし、エントリーした人が、エントリーした車両で。
ってことですね。

タンデムなら2人エントリーします。
最初の年は、ハーレーで参加しました。
通り道沿いにある道の駅をいくつもチェックして岐阜辺りまで一般道で走りました。
結構行けます。
思ったより時間もあったので、そのまま一般道で石川まで向かいました。
最後に少しだけ有料道路を走ったけど、日没前に余裕で到着でした。

(みんなの位置が見られたりします。)

2年目は、YAMAHAのYZF R-25で出走。
オール下道にしました。これもちょっと寄り道しながら、日没前に余裕で到着。案外走れるものです。
ポイント集めは、それほど無理しなかったけれど15ポイントで良いところ、31ポイントゲットしてます。

普段自分でルートを決めない人には、そんな遠くまで考えて走れるかな?
って不安になるかもしれません。
そういう不安と戦って、走り切るのも冒険なのかなと思います。

計画したことないから、わかんないって人は単純明快。

スタート地点とゴール地点をナビに入れて。
つながった案内ルート走って行ってみることです。
(一般道の場合)ゴール地点をセットして、通り道にある道の駅を調べて、経由地に設定。
(高速道路の場合)ゴール地点をセットして、SA、PAをできるだけ経由して、ポイントが足りなかったら石川に着いてから道の駅をちょっと追加。
自分のバイクの燃費をだいたい把握しておいて、経由地までの距離を考えながら燃料を切らさないように走り続ける。
(通りかかれそうな指定の道の駅をひとつ見つけることは必要です。)
でも、これだけ。です。

失敗したら、次はうまくいくように考えればいいだけ。

○ なんか楽しいの?


ま~普通にツーリングですよね。
仲間と走れば、その仲間との。
ひとりで走れば、ソロの。

でも1つおまけがついてきます。
以前は特定の土日に1回だったようですが、コロナの影響から土日以外にフリー期間が出来ました。
私はあえて月曜日出発を選択して、出走しています。
2023年で言うと、5月20日~28日までが開催期間。

20日土曜出走、27日土曜出走、それ以外は21~26日までの間にどこか1日で出走。
この場合もエントリー時に、一応日付は申告します。

全てで定員は10,000台らしいです。
土曜発は3700台とか。定員があります。
すぐに一杯になりますがキャンセル待ちとかあります。

これだと初日以外の人は、ゴールに向かって走っていると、ゴールしたあと帰ってくる人とすれ違います。
バイクのどこかにゼッケンシールを貼っているので、SSTRの参加者だとわかります。

なんか、同じものに参加しているっていうだけで「仲間」な気がしちゃって、とにかく「手を振る」。
手、振りまくりです。これが、なかなか楽しい。
普段は、自分から手なんて振らないんだけど、SSTRの時に限ってはめちゃめちゃ振ります。
対向車が参加者じゃなくても、気がついたら振ってました。
行きも帰りも。
帰りは、地元に近づくと普通の生活のバイクになってくるので手なんて振ってる場合じゃなくなり、ものすごく寂しくなったりしました。

最初の年は、SSTRが終わって数日間は「SSTRロス」状態でした。。。(^w^)
今年は帰り雨だったので、高速で一目散に帰ってきてしまって余韻はうすうすでした。(^^;)

一瞬すれ違うだけだから、またいいんだよねって感じです。
道の駅とかで止まってても、意外と参加者同士喋ったりはしてません。ww

エントリーフィ12,000円は高いでしょ。
そうですね、高いです。でも気分も盛り上がるし、ゴールゲートを越える楽しみもあるし。
参加賞ももらえます。


最初の年は一人用の焚き火台。
今年(2023)は防水素材のバッグでした。


SSTRのロゴ入りで、使うか使わないかは別にして数千円は返ってきてますね。 

○ 申し込みもちょっとイベント。


申し込みは決められた日の日の出時刻。
とりあえず、夜明け前から起きて準備です。

日の出時刻にエントリーのサイトを開いてアクセス。
繋がりません。混雑中です。

でも、あきらめることなく待ち続けること、1時間。
繋がった!!希望の日付でエントリー。
参加枠の争奪戦も、またちょっとイベント気分。
今はグループでのエントリーもあるようでした。

○ 千里浜のゴールゲート


ゴールゲートまで砂浜を8kmくらい走れます。
悪天時は全部走れないこともあるようですが、最後のゴールゲートくらいは入れるようです。


この砂浜を走って、途中波打ち際に停めて記念撮影もできます。

ゴールが近づくと、大会側のカメラマンが撮影しています。
砂浜を走行中の写真とゴールゲートをくぐったところでの写真。
あとで販売されます。きちんと認識できるところにゼッケンを貼っていればゼッケン番号で検索して、自分の写真が見つけられます。

最初の年はハーレーだったので前側に番号が読み取れるサイズのゼッケンが貼れなかったので、ゴール時間付近の写真を自力で探しました。結構大変だった。
今年はR-25だったのでフロントスクリーンにゼッケン番号が貼れたから、ゼッケン検索でサクッと見つかって超楽でした。
販売している物なので、ここには載せられないけれどやり遂げた感は盛り上げてくれる写真です。


我々はさらに1泊追加して能登観光もしてくるので、翌日とかに再びゴール地点へ行ってみたりできます。
平日のゴールは土曜のゴールの人とは数が大きく違うのでゴールゲートも空いてます。
大会のスタッフの人が、写真撮っていいよなんてバイクの途切れたところで写真を撮ってくれたり。
ゴールする人を手を振って迎えたり。
エントリーしてるから「ゴール」があるので「参加」してることを楽しめます。

○ 石川県観光


せっかく行っているので、ついでに能登観光。
石川県の道の駅やその他協力施設では、SSTRのリストバンドを見せると、割引があったり、ステッカーをくれたり、コーヒーを振舞ってくれたり、サービスもあります。 


バイクのイベントでたくさん集まるから、嫌な顔する人もいるかななんて遠慮する気持ちもあるけれど、おおむね歓迎ムードでとても気持ちいいです。
石川県能登半島をぐるっと回るには1日じゃちょっと短いけど、絶景道路も多くて快適に走れます。

2023年はこんな感じで回りました。

海のものも美味しいし、お米も美味しい。

能登のすし、能登牛、能登ミルク、竹内のみそまんじゅう、能登の塩、いしる、棚田おにぎり、輪島のフグ、えがらまんじゅう、白エビetc.

◯ あえて冒険と呼んでみよう!SSTR


自力で遊ぶプランを考えつく人には要らないかもしれないけれど。

自分で考えることに少し変化の欲しい人、
自分で全部考えて動いてみるのが不安な人、
イベントに乗っかって遊びに行く理由をつけたい人

今まで知らなかった何かを知るきっかけになるかもしれません。
ひとりでも、誰かとでも。SSTR、興味があったらぜひどうぞ。

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この記事を書いた人

青いローライダーに乗ってるねぇさん。です。
2019.04Rock★Out加入。
走って磨いて修理して。
不自由な自由をくれるバイク大好き。

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