こんにちは😊
Rock★OutのYossyです🤟
今回はインジェクションチューニングについて、お話していきます☝️
インジェクションチューニングとは?
- インジェクションチューニング【EFI】
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◾︎インジェクションチューニングは、エンジンの燃料噴射システムを最適化(燃調MAPの書換)する方法です。インジェクションのバイクには燃料噴射システムが装備されており、エンジンのパフォーマンスと燃費を向上させるために行われます。
◾︎インジェクションチューニングの主な目的は、エンジンへの正確な燃料供給を確保することです。これにより、エンジンのパワーとトルクが最適化され、燃料の消費量が最適化されます。具体的には、エンジンの吸気量、排気量、点火タイミングなどを調整し、最適な燃料噴射量を設定します。エンジンのパフォーマンス向上だけでなく、環境への影響も考慮しています。燃料の効率的な燃焼により、排出ガスの量や有害物質の排出を減らすことができます。
◾︎通常、専門的な技術や知識を持ったメカニックによって行われます。メカニックは、ダイナモメーターやエンジンマネジメントシステムなどの特殊なツールや装置を使用して、エンジンのパフォーマンスを分析し、必要な燃調を行います。
◎総括すると、インジェクションチューニングは、燃料噴射システムを最適化し、エンジンのパフォーマンスと燃費を向上させるためのプロセスです。これにより、よりスムーズで効率的な走行が可能となります。エンジンの回転数を下げたり出来るのも特徴です。
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クリスタルオート(横浜)さんより拝借
インジェクションチューニングの種類
インジェクションチューニングは大きく分けると2つ!
ここでは分かりやすくするために3つとして紹介します(*^^*)
- 1.フルコンチューニング
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純正コンピューターやO2センサーを、振り幅の広い社外品へと交換し、給排気を最適化するチューニング方法です。自動で最適化してくれる為、メンテナンス面は楽ですが、費用面はかかります。頻繁にチューニングが必要になる方や、大規模なカスタムをする方におすすめです★
サンダーマックスなんかが代表例ですね💡
- 2.サブコンチューニング
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純正コンピューターとO2センサーはそのままで、サブコン端末を介して信号を置き換える方法です。3つの中ではあまりおすすめ出来ませんm(_ _)m
調整出来る幅が狭く、年式、車種毎に用意されたマップを使用して、スマホ等でセルフチューニングをするのが特徴です☝️
費用は1番安い方法になりますが、費用対効果は低いと思います。
ダイノジェットのパワーコマンダー
バンス&ハインズのFP4
なんかが代表例です☝️
- 3.フラッシュチューニング٩( *˙0˙*)۶オススメ
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純正コンピューターとO2センサーをデバイスを使って信号そのものを書き換える方法です。主に給排気類に変更がある度に最適化しなければならないですが、カスタムと同時に実施する事が多いので、1番コスパが良いと思います👌
サブコンに比べて、とても細かくセッティングが出来るので、その車体に合わせて最適化が出来るのが特徴です😊
同じ年式や同じ車種だったとしても、個体差があります。だからこそ、その車体に適したチューニングが必要なんです👍
代表的なのは、ディレクトリンクです💡
自身のカスタム具合に合わせて選択するのが重要です☝️
例えば、マフラー交換しかしないのにフルコンチューニングはオーバースペックかなと思います😅
ステージ3以上のボアアップや、シリンダーヘッドの交換をする人なんかは、フルコンチューニングの費用対効果を得られると思います😊
ステージ1〜4の説明はこちらをご覧ください↓↓↓
チューニングのメリット
- インジェクションでも三拍子風(?)が出来る🛵
- 燃調の最適化で燃費向上👍⤴︎︎
- 排気量の最適化で排気ガスの減少🌱ᴇᴄᴏ
- 熱効率の最適化で余計な熱をカット🆒
- インジェクション最適化によるパワーやトルク等のエンジンパフォーマンスの向上🆙
- 車体(個体)に合わせた最適化で、車体本来のパフォーマンスを引き出せる💪
- 乗っててとにかく楽しい★
チューニングのデメリット
- デバイス代+チューニング費用がかかる💸
- 回転数を下げ過ぎると、発電不足になり工夫が必要💡𓈒𓂂𓏸
- チューナー(メカニック)によって差が出るので、ショップ選びが重要☝️
なぜチューニングをするの?
- 輸入と排ガス規制
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アメリカから日本に車体を輸入する場合、日本の排ガス規制に合わせたセッティング(日本仕様)に調整して輸入する事になります。要は、日本の排ガス規制をクリアする為に、ガソリンを薄くしたりします。そのため、日本で販売されている車体は、本来のハーレーの姿とは異なります。その『誤魔化された状態』を本来のハーレーの姿に戻すことが、インジェクションチューニングなのです。
- 最適化されたエンジンパフォーマンス
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インジェクションチューニングと聞くと、パワーやスピードを上げる『速くなるカスタム』と思ってる人も少なくありません😅答えはNo!です。上記の排ガス規制でも触れましたが、車体本来の性能を取り戻し、各個体、マフラーやエアクリーナーの状況に合わせて、その個体に合った『オンリーワンな最適化』を図るのがインジェクションチューニングだと思います★そうする事で、エンジンパフォーマンスが良くなり、『乗り味』や『乗り心地』が『最適化』されるわけです。
- 三拍子風
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ハーレーと聞くと、『ドコドンッ♪ドコドンッ♪』とリズムを奏でる、『三拍子』と呼ばれるアイドリングに憧れる人が多いと思います。カッコ良いし、聴いてて気持ち良いですよね〜🥰その『三拍子』もインジェクションチューニングで回転数を下げることで実現したりします。ただし、回転数を下げる事により発電量も下がります。エンストや、エンジン始動時のトラブルが発生するリスクも発生します😅回転数を下げるなら、電気関係に工夫をしたりしましょう★
Q&A
- ノーマルでもインジェクションチューニングをする意味あるの?
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あります。↑の排ガス規制でも触れましたが、元の状態に戻し最適化をするだけで、走り出し・クラッチの繋がりを含めて、劇的に変化を感じられます😊
ただし、マフラーやエアクリーナーの交換と同時にした方が、コスパは良いでしょう👌
- インジェクションチューニングの費用はどのくらいかかるの?
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初めてチューニングをする場合、基本的にデバイス(初回のみ)+チューニング作業費がかかります。
ショップによってチューニング費用は変わりますが、
デバイス(6万前後)+作業費(6万前後)
が相場になります。おおよそ、11万〜15万位がインジェクションチューニングの費用相場になります★
- デバイスはどれがオススメ?
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ショップによって取り扱いが違いますが、どのデバイスを選んでも、チューニングをするメカニックの腕によって差が大きく出ます😅
↑のデメリットでも述べましたが、インジェクションチューニングは間違いなくチューナーの経験と技術で成り立っています。チューニング次第で良くも悪くも左右されることになりますので、ショップ選びは本当に大切になります。
王道で色々なバランスが取れているのは、ディレクトリンクと言うフラッシュデバイスがオススメです★
- 回転数を下げた時の工夫とは?
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ヘッドライトをLED化したり、エンジン始動時のヘッドライトをスモール点灯に制御したりするだけで、大幅に改善されたりします。
エンジンの回転数を下げる(800回転以下)と、いわゆる『三拍子風』な味のあるアイドリングになりますが、下げれば下げる程、エンジンに負担が掛かります。
綺麗な『三拍子サウンド』を求めたい方は、キャブ車に乗るか、インジェクション→キャブへコンバートするのをオススメします。
まとめ
- ハーレーにおけるインジェクションチューニングは、エンジンのセッティングを『本来』の状態に戻し、車体に合わせて『最適化』するエンジンのパフォーマンスツール✍
- メカニックの経験と技術で『乗り味』や『乗り心地』が大きく変わるため、ショップ選びはとても重要✍
- 『馬力』や『トルク』の数値を上げるのが主体ではなく、あくまでもエンジンパフォーマンスを改善して、『乗る楽しさ』を追求するもの✍
- 『三拍子』にこだわるなら、キャブ車に乗るかキャブへコンバートしましょう✍
以上がインジェクションチューニングに関する簡潔な説明になります☝️
メリット・デメリットがありますが、個人的にはメリットしかありません😊
ぜひ、皆さんのスタイルに合ったバイクライフを♪
Rock★Out MC
Yossy
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